コーデックについて

コーデックとはBluetoothの限られた帯域を使って音声信号を無線伝送する為の音声圧縮変換方式のことです。弊社のイヤホンが使用する代表的なコーデックにはSBC、AAC、aptX、aptX HD の4種類があります。 SBC Bluetooth機器が標準で使用するコーデック。Subband Codecの略です。音声を扱う全てのBluetooth機器が対応しています。 AAC iOS対応機器、つまりアップル社製品で使われているコーデック。Advanced Audio Codingの略です。SBCより圧縮レベルが低いため、情報量が多く、より高音質だと言われています。 aptX CSR社(現Qualcomm社)が開発した圧縮技術です。SBCより圧縮レベルが低いため、情報量が多く高音質です。標準コーデックに比べ遅延が少ないのも特徴です。 aptX HD最大48kHz/24bitで、44.1kHz/16bitのCD音質をも上回るハイレゾオーディオ信号をワイヤレスで伝送できるaptXの上位コーデックです。元々はプロオーディオ向けに開発された技術ですが、これによりハイレゾ音源をワイヤレスイヤホンでもより気軽に楽しめるようになりました。  

Qualcomm QCC3026/3020について

Qualcomm社のSoC。SoCとはSystem-on-a-chipの略称で、プロセッサコアや様々な機能を集積、連携してシステムとして機能するよう設計集積回路のこと。QCC3026/3020はBluetooth5.0やバッテリー残量に応じてマスターを切り替えるロールスワッピング機能、高性能DSPによる高いオーディオ性能、圧縮率の低いaptXコーデック、電力消費の最適化による長時間の連続再生、高い接続安定性などワイヤレスイヤホンにとって有用な次世代SoCです。

ロールスワッピング機能について

従来の完全ワイヤレスイヤホンはほとんどの製品が左右のどちらかが親機、子機という関係性で設計されており、親機側の負担が大きいため先にバッテリー切れを起こすことが運用時間の短さに繋がっていました。ロールスワッピング機能は、左右両方のイヤホンが親機にも子機にもなり、なおかつ起動時のバッテリー残量に応じて親機を指定することで駆動時間を最適化する仕組みです。

True Wireless Stereo Plusについて

QCC3026/3020実装モデルにはデバイスから親機側イヤホンを経由して子機側までデータをブリッジして伝送するTrue Wireless Stereo(TWS)方式に加え、左右イヤホンへそれぞれデータを伝送するTrue Wireless Stereo Plus(TWS Plus)にも対応しています。この方式はTWSよりも接続安定性に優れ、レイテンシも低くなることが期待される次世代の接続方式です。(接続にはデバイス側もTWS Plusに対応している必要があります)